ふたご座の見つけ方は、まずオリオン座を見つけます。

オリオン座の三つ星が連なった両側に、よく目立つ明るい星=一等星のベテルギウスとリゲルがあります。その二つを結んだ上の方にふたご座があります。
流星は、ふたご座の近くにある放射点を中心に放射状に出現します。どちらの方向を見ても流星を観測することができるため、なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。
ここでポイントとなるのが『月明かり』です。
満月の時期と重なる今年のふたご座流星群は、月が輝く空の反対の方向や、月が高い位置にある場合は下の方をみるなど、月明かりの影響が少ない暗い場所を見ると、流星群が見やすくなります。

観察を15分ほど続けると、目が暗さに慣れて流星が見つけやすくなっていきます。暖かい服装で観測にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。