第4回定例県議会が27日開会し、台風10号の災害復旧費などを盛り込んだ一般会計補正予算案など13議案が提出されました。

初日の27日は議案13件が提出されたあと、佐藤知事が「原形復旧に加え、災害の再発防止に向けた機能強化を図る」と提案理由を説明しました。

およそ100億円に上る一般会計補正予算案では台風10号で被災した土木・農業施設や大雨で橋脚が傾いた日田市の三郎丸橋の復旧事業などが盛り込まれています。

また、県農業大学校で今年6月、出荷した生乳に洗浄水が混入した問題で、県酪農業協同組合や九州乳業に1491万円あまりの損害賠償を支払う議案も提出されています。

定例会は12月4日から6日にかけて一般質問が行われ、13日に閉会する予定です。