日本側は、24日に追悼式を主催しています。

朝鮮半島出身者を含む全ての労働者を追悼するもので、韓国の関係者も招待。
韓国からも、13社のマスコミが取材に訪れていました。

しかし、韓国政府は前日になって「式をめぐる外交当局間の意見調整が十分ではない」として、参加しないことを発表していたのです。

【佐渡市民】
「もやもやが残ってるかね…」
「一時反対はあったにしても、世界遺産になったからにはやっぱり一つになってもらいたい」

この『追悼式』は、朝鮮半島出身者の“強制労働”があったとして当初は世界遺産の登録に反発してきた韓国に対し、日本が毎年実施すると約束していたものでした。

【生稲晃子 外務政務官】
「朝鮮半島から来られた労働者の方々は、危険で過酷な環境のもとで困難な労働に従事されました…」

韓国メディアは、日本政府の代表として出席する生稲晃子外務政務官が靖国神社に参拝したことがあると指摘し、それが不参加の理由との見方を伝えていました。

【韓国メディア】
「すみません。生稲さん。すいません。韓国マスコミです。ちょっと一言お願いします!一言お願いします!」