「車を持っていないとか生命保険に入っていないとか…」
『のわみ相談所』では“フードバンク”だけでなく、住むところがない生活困窮者に“シェルター”と称する一時的な住居を低料金で提供している。
食費・光熱費込みで月額2万5000円だ。
シェルターを利用して2か月半になるという27歳の男性に話を聞いた。現在、生活保護申請中だという。

シェルター住まいの男性(27)
「あと2か月くらいで貯金は尽きちゃう。多分、実際(生活保護の)決定が下されるまで2週間くらい経つんですけど、その間に色々調査が入って…車を持っていないとか生命保険に入っていないとか…そういうことが調査されるんですけど…。他の人の話聞いてたら生活保護が下りなかったっていう人、結構たくさんいるようなので、すごく不安…」
相談所では現在、市内29か所にシェルターを設け、約80人を受け入れている。
因みに『のわみ相談所』の運営費は年間約3000万円。
そのうち4割は助成金と寄付だというが残る6割は代表が営むリサイクル業、便利屋等の収入、つまり私財を投じている。
その代表と中継を結び、改めて話を聞いた…。
