「霊媒師JUN」は敦子被告、警察が判断した理由は
直哉被告のLINEアプリに残されたあるアカウントとの会話の痕跡。相手はすでに退会済みで、会話も削除されていたが、警察は通信記録などの捜査から、このアカウントこそが「霊媒師JUN」だったと断定した。

なお、運営会社に問い合わせたものの、会話の中身までは開示されなかったという。
警察官は、「霊媒師JUN」が敦子被告だと判断した理由を列挙していく。
検察:
「『JUN』のアカウントのユーザー情報から分かったことは」
警察官:
「LINEにアカウントを登録するときには、電話番号が必要となる。『JUN』のアカウント登録に使用されていたのは、『敦子被告の実家の電話番号』だった」
検察:
「その後、何を調べたのか」
警察官:
「『霊媒師JUN』のLINE送信に使われた通信回線だ。通信回線の提供事業者に問い合わせ、通信履歴を差し押さえた」