「まだまだいってよ、隙間いっぱいあるよ」
米子市内の障がい者支援施設、もみの木園。
様々な素材を用いて利用者が自由に作品を作る創作活動を行っており、玉井さんもアート支援員としてサポートを行っています。

作品のアドバイスを行う中で、ある日、利用者同士の合作を勧めてみたところ、これまでにない新しいものが生まれたといいます。
そのコラボレーションに刺激を受けたという玉井さんは…
玉井詞さん
「これ、もう少し誰かが関わるとランクアップするのになぁと思ったときに、『いや待てよ、じゃあそれ僕がやればいいんだ』って。これ僕が仕上げたらいいんだ、そこから始まったんですよ」
利用者と玉井さんのコラボレーション作品は「もみの木アートアンサンブル」と名づけられ、数々の作品展にも出展。
米子市美術展覧会では去年・今年と2年連続で最高賞である「市展賞」を受賞しました。