野菜や魚など全て地元産の食材で作った「まるごと釜石給食」の試食会が20日、釜石市内の全ての小中学校と支援学校で行われました。
「まるごと釜石給食」は子どもたちに地域が誇る農業や水産業への理解を深めてもらおうと、2021年から釜石市が取り組んでいるもので今回が4回目です。市内の全ての小中学校と支援学校で合わせて2000食余りが提供されました。
今回のメニューは、釜石市産の「ひとめぼれ」の新米を炊いたご飯に、市内で養殖されたサクラマスの塩こうじ焼き。それに地元野菜のナムルと、三陸わかめのみそ汁。デザートのリンゴも釜石市産です。
(児童)
「おいしいです」
(どれが一番好き?)
「サクラマスです」
(女子)
「釜石にこんなものがあるんだなって勉強になった」
鵜住居小学校では、食材を作った生産者2人が子どもたちといっしょに給食を味わいました。子どもたちは地域が誇る食材で作った給食を味わいながら、生産者に感謝していました。