男性が契約していた生命保険は2つ。再婚後にはどちらとも実母が受取人になったという。男性は2018年に亡くなり、実母は保険金などあわせて2000万円ほどを受け取った。
検察:
「受け取った保険金はどうした」
実母:
「敦子に手渡した。証拠を残さないために手渡しを選んだ」
検察:
「生命保険目的で再婚したことに抵抗はなかったか」
実母:
「人の命に対しての抵抗感はあったが、敦子の地雷を踏みたくなかった」
敦子被告に言われるがまま保険金目当てに再婚し、受け取った約2000万円もの保険金を敦子被告に渡した実母。ここでも敦子被告への異常な「忠誠心」が垣間見えた。
そして話は、敦子被告らが企てた実母の殺害、それを知った実母の逃亡計画へと移っていく。