年々、人気が高まっている蒸留酒の『ジン』に注目します。
ここ4年で国産のジンの出荷量は、およそ3.9倍に増えるなど市場が急拡大しているのです。
新潟県内でも今年、長岡市にある日本酒の酒造会社がジン事業への参入を発表するなど、ブームが広がっています。その背景には一体何があるのか取材しました。

世界中でも、日本でも“ファン拡大中”の『ジン』

長岡市のバー『ベイビーチャップリン』です。マスターの金澤豊和さんは大のジン好きで、店にはおよそ180のジンがずらりと並びます。

この日のおすすめは、上越市生まれのクラフトジンを使った『YASO GIN ソニック』です。

BARベイビーチャップリン 金澤豊和代表
「めちゃくちゃハーバルな感じで、森林浴をしているような…」

ジンとはトウモロコシや麦などの穀物から作られる蒸留酒をベースに、ジュニパーベリーというスパイスで香りをつけたお酒です。金澤さんはここ最近の“ジン人気”を、肌で感じているといいます。

「5年前と比べて“2~3倍くらい”ジンの注文は増えてきている。世界中でも、そして日本でも、ファンがとても増えている印象」