イスラエルによる攻撃が続く「パレスチナ」をテーマにした写真展が宮城県内の書店などで開かれています。このパレスチナを度々訪れ現地の人たちの姿を撮影し続ける写真家の女性に「一人一人が生きるいとなみ」を伝え続ける想いを聞きました。

難民キャンプで暮らすマハさん

「パレスチナ」をテーマに仙台と石巻の書店などで開催中の写真展、「それでもパレスチナに木を植える」。

展示されている写真の1つ、オリーブ林から顔をのぞかせる男の子。パレスチナヨルダン川西岸地区にあるビリン村という地域でオリーブの収穫作業をしている時の1枚です。11月中旬の今、まさにパレスチナでは本来ならばオリーブ収穫の最盛期を迎えています。

この笑顔の女性、名前はマハさん。4人の息子と2人の娘、そして孫に囲まれ、ジェニンという地域の難民キャンプで暮らしています。