鹿児島県出水市(いずみ)で水鳥の巣や死んだ野鳥などから鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、熊本県は野鳥の監視を強化しています。

熊本県によりますと、11月11日に県境に位置する鹿児島県の出水市で水鳥のねぐらの水を採取し検査したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)が検出されたということです。

また、付近では11月16日にナベヅル1羽が死んでいるのが発見されていて、簡易検査の結果、陽性が確認されたということです。

このため、国は11月18日付けで鳥インフルエンザが検出された場所から半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定しました。

熊本県は水俣市の一部が「野鳥監視重点区域」に含まれることから、野鳥の監視を強化することにしています。