使われなくなったぬいぐるみに感謝の気持ちを伝える「供養祭」が17日、愛媛県松山市内で行われました。

松山市の「ムラタホール市駅」で行われたのは、今年で25年目となる「ぬいぐるみ供養祭」です。

式場の祭壇には、市内の幼稚園などから寄せられたおよそ2万体のぬいぐるみや人形が並びました。
住職の読経に合わせて焼香が行われ、参加した園児らは手を合わせて、ぬいぐるみとお別れしていました。

(園児ら)
「いっぱいのありがとうを込めて笑顔でお別れします」

(村田 葬祭本部 エンディングプランナー・山田ナオさん)
「ぬいぐるみや、普段使っている道具を大切にする気持ちを持って帰ってもらえれば」

集まったぬいぐるみのうち、一部はクリーニングされ、海外の子どもたちへの支援活動を行うNPOを通じてフィリピンへ送られる予定となっていて、届けられる様子は、SNSで公開されるということです。