高校でも「生理休暇」導入の動き

福岡女子商業高校生徒会 定例会議「大阪に2校、生理休暇を導入している高校があるので、電話でアポとかとりながら、どのように導入していったのかを聞きます」
福岡県那珂川市の福岡女子商業高校では、「生理休暇」を導入しようという取り組みが生徒会を中心に進められています。

福岡女子商業高校1年 馬場橙奈さん「私がもともと生理が重くて、中学とかも生理で休んでいたりとかそんなに学校も行けていなかったので、高校になって生理休暇を自分でも作りたいなと思っていました」
全校生徒の7割が導入賛成

生徒会が行ったアンケートでは、全校生徒の7割以上が生理休暇について「必要だと思う」と回答。
この結果を踏まえ、生徒会では実際に生理休暇を導入した大阪の高校からのヒアリングを計画しています。
「自身の体と向き合うきっかけに」
教員も生理休暇の導入は「生徒たちが自身の体と向き合うきっかけになる」と話します。

福岡女子商業高校 大坪由紀教諭「(生理休暇が)制度として実現すれば、彼女たちが自分の体と向き合うことも、もっと大事にするでしょうし、不調を訴えるということは恥ずかしいことではないんだと感じるようになると思いますので、自分の人生を前向きに生きていくきっかけになるんじゃないかと思っています」

誰もが生理による体の不調を我慢せずに仕事や学業に臨める社会へ。企業や学校でのさらなる取り組みが求められています。