「新そば」の季節が到来です。人気店ではこの時期、普段の10倍の来客があるといいます。
新そばをさらに美味しく味わう秘訣を聞いてきました。
香り立つ新そば 季節到来 人気店に聞く楽しむ秘訣
木々が鮮やかな赤や黄色に色づくこの季節。白装束をまとった人々が打っているのは「新そば」です。

長野市・戸隠の神社では収穫されたばかりの「新そば」を奉納する神事が行われました。
いま、旬を迎えている「そば」。収穫量は例年並みが見込まれる地域も多いということですが、気になるのは「質」です。
12日、山形市では「新そば」の試食会が行われました。
山形県麺類飲食生活衛生同業組合 庄司信彦さん
「味わい深い濃い甘みを感じました。非常に質のいいそば粉でした」
今年は品質も良いということです。
量よし、質よしの「新そば」ですが、もう一つ重要なのが「味わい方」です。
真剣な面持ちで新そばを打つのは、店主の石川さん。

松葉茶屋 店主 石川和之さん
「打ち手の方も新そばはワクワクする。すごく香りが上がってくる」
肌寒い中でも、多くの方が注文していたのは冷たいおそばでした。
客
「新そば目当てで来ました。食感がいいと思います」
自由に新そばを楽しんでほしいということですが、オススメの味わい方は…
松葉茶屋 店主 石川和之さん
「2~3本たぐって香りを楽しみながら」
試してみると…
記者
「麺が3本だからこそ、そば本来の味をしっかりと味わうことができました」
本数が少ないと、のどごしがよく「新そば」の香りをより感じやすくなるといいます。
もちろん、あたたかいそばも提供しています。
みなさんはどちらで「新そば」を楽しみますか?