人手不足や人件費の高騰などを受けて、従業員がいない「無人営業」の店舗が増えています。
時間を気にせず気軽に利用できるメリットを生かした店や盗難防止の対策を取った店も登場しています。
福岡空港国際線に「無人の果物販売店」ターゲットは外国人観光客

今月1日に福岡空港国際線のコンコースにオープンした無人の果物販売店です。
すべて九州産で、今が旬の柿や梨、みかんなどが並んでいます。

橋本由紀アナウンサー
「クレジットカードだけで決済ができます。ここにクレジットカードをかざすと冷蔵庫が開きます。自分の好きなもの、ミカンを取って閉めるとかざしたカードで決済済みということです」
商品を取り出すとクレジットカードで自動的に決済が終了するため外国人でも購入しやすく、無人販売で心配な盗難のリスクも抑えられています。


運営会社は人件費を削減し商品の価格を抑えることで、九州産の果物の魅力をより多くの外国人にアピールしたいと話しています。

ジャパンフルーツ 井戸英二さん
「九州の頑張る多くの農家さんたちが夢と希望を持ってこういう販売に挑戦できるこんな環境を作っていきたいなというのが私たちの目指しているところ」