3年に一度、岡山城や後楽園周辺を会場に世界的なアーティストの作品が展示される岡山芸術交流です。来年は、あの有名な小説をモチーフにすると発表しました。更には思わぬゲストも参加予定です。
(岡山芸術交流2025 那須太郎総合ディレクター)
「2025年の岡山の街が、いわゆるパラレルワールドとして存在する、別の岡山の街に変化する。街の中にいろんな仕掛けを行い、そこで日常とは違う世界を見ると」
岡山の街が展覧会の会場となる「岡山芸術交流」。次回のタイトルは「青豆の公園」です。村上春樹さんの小説『1Q84』で異次元の世界に迷い込む主人公「青豆」に由来します。
今回の作品製作には、国の内外のアーティスト・科学者・映画監督など、さまざまなジャンルのプロも参加。中には元サッカー日本代表の中田英寿さんも名を連ね、彼らの手によって岡山の街が異次元の世界に包まれるといいます。

(岡山芸術交流2025 石川康晴総合プロデューサー)
「街を歩きながら、作品はもちろんのこと、地域の人たちとの交流や自然と触れ合うことも同時に楽しんでいただきたいなと思います」
岡山芸術交流は来年9月26日から開催。大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭と会期が重なることから連携してインバウンド客も取りこみたい考えです。来月、実行委員会を開催し、具体的な内容を取りまとめていくことにしています。