がらんとした議員宿舎 休む間もなく引っ越し準備

議員宿舎に入ると、部屋は片付けが終わっていてがらんとしていた。落選が決まった後、支援者らに挨拶回りをし、休む間もなく引っ越しの準備を始めたという。

「国会の会期中もあまり泊まりませんでしたね」

懐かしそうに、それでいて寂しそうに語っていた。熊田氏のマイカーにはすでに荷物が積み込まれていたが、4期12年もの間、住み続けていた割には荷物は少なかった。地元にこまめに帰り、国政報告をしていたからだという。