絶滅危惧種の“幻の魚”を刺身で味わう その前に「懐かしの味」見っけ!

恒例の寄り道…の前に、タマさんは海の駅で購入した『みつかけ』を食べることに。
タマ伸也さん
「子どもの頃にみつかけ食べていたよ」

鰺ヶ沢町で70年以上続く『北川商店』の『みつかけ』は、創業から変わらない味で長く愛されるソウルフード。津軽地方の一部スーパーマーケットでも販売されているそうです。

タマ伸也さん
「やばい。泣いちゃう。おいしい」
温泉ソムリエ 鎌田祥史さん
「優しい味ですね。お餅もやさしい感じ」

ところで、今回の寄り道はというと、“幻の魚”と呼ばれる珍しい魚を提供している店へ。やってきたのは、【お食事処 ドライブイン汐風】です。

定食やカレーなど店主こだわりの料理がいただける店です。そんな中、幻の魚を使ったメニューが密かに人気を集めているのだそうです。

店員さん
「お待たせしました【いとう丼】です!」
タマ伸也さん
「いま、【いとう丼】って言ったね」

“幻の魚”と呼ばれている『イトウ』は淡水魚で、元々は東北地方にも生息していたそうですが、いまは北海道の限られた地域にしかおらず“絶滅危惧種”に指定されています。

鰺ヶ沢町では、『町おこし』の一環として1985年(昭和60年)にイトウの養殖を始め、町内の飲食店で提供されています。

脂がのっておいしいのは秋冬ということなので、いまが旬の『イトウ』の刺身をたっぷりのせた【いとう丼】(2300円)を2人も食べてみることに。

タマ伸也さん
「身がしっかりしていて、食べごたえあっておいしい!全然“くさみ”がないし、このつけダレ(昆布しょうゆだれ)と抜群に合うね」

鰺ヶ沢町の『イトウ』は、白神山地のきれいな水で育てているため、“くさみ”がなくて濃厚な味わいになるのだそうです。

温泉ソムリエ 鎌田祥史さん
「濃厚ですね。脂がありますね~。これがイトウか」

鰺ヶ沢町で、海の町ならではの珍しい温泉と“幻の魚”を堪能した今回のドライ風呂はいかがでしたか?これにて、温泉・銭湯39軒制覇。次は、あなたの街もお風呂へ行くかもしれません。

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「タマ伸也のドライ風呂」11月6日(水)放送回を再編集
※掲載しているのは放送当時の情報ですので、変更となっている場合もあります。

※配信用に、一部再編集しています。

~施設情報~
「鯵ヶ沢温泉 水軍の宿」
【住所】青森県鰺ヶ沢町舞戸町下富田26−1
【日帰り入浴営業時間】8:00〜21:00
【入浴料】
大人 480円
中人 170円
小人  80円

「海の駅 わんど」
【住所】青森県鰺ヶ沢町本町246−6
【営業時間】9:00~17:00
※店舗によって営業時間が異なります。

「お食事処 ドライブイン汐風」
【住所】青森県鰺ヶ沢町赤石町大和田38-1
【営業時間】10:00~17:00
【定休日】なし