中学2年生の娘は自転車で帰宅中、車にはねられ亡くなった
12年前の2012年12月中学2年生だった娘のあゆみさんは、岡山市南区で、自転車で学習塾から帰宅する途中に横断歩道を渡っていたところ乗用車にはねられ亡くなりました。突然奪われた命…ヘルメットをかぶるよう常日頃から言っていれば、との思いは12年が経った今でも消えません。

(秋田明美さん)
「もしですよ、これは結果論です。もしかぶっていたら、娘はまだ私の横で生きている、どんな形であれ生きている」
警察庁によりますと今年7月の街頭調査で、岡山県内の自転車利用者のヘルメット着用率は約1割で、全国平均を下回っています。娘と同じように事故で命を落とす人を1人でも減らしたい…その思いで秋田さんは講演を続けています。