初の女性「大統領首席補佐官」にワイルズ氏 トランプ氏に伝えた条件

そして、もう1人。トランプ陣営の選挙対策本部長を務めたスーザン・ワイルズ氏(67)。演説中に…
トランプ次期大統領
「スーザン、こちらへ!スーザン、こちらへ来て!スーザンは控えめなんだ。冷静沈着な女性なのさ」
トランプ氏に呼ばれても、すぐに後ろへ下がってしまうほど控えめなワイルズ氏。

トランプ氏は7日、このワイルズ氏を政権の要となる「大統領首席補佐官」への起用を声明で明らかにしました。
トランプ次期大統領の声明
「スーザンはタフで、賢く、革新的で、誰からも尊敬されている」
ワイルズ氏とは、どんな人物なのでしょうか。

明海大学 小谷哲男 教授
「仕事として、自らが仕える政治家を勝たせる。一番、必要とされる政策を提案し、完全に裏方に徹する人で、トランプ氏も信頼して、首席補佐官の職をオファーしたということだと思う」
ワイルズ氏は、アメリカ史上初の女性「大統領首席補佐官」となります。

明海大学 小谷哲男 教授
「(大統領首席補佐官は)あえて例えると官房長官。副大統領よりも実質的な権限を持っているので、大統領に次ぐ第2の権力者と言っていいと思う」
CNNによると、ワイルズ氏はこの重責を引き受けるにあたり、最優先の条件として「大統領執務室でトランプ氏と接触できる人物をより管理を出来るようにすること」を伝えたということです。
明海大学 小谷哲男 教授
「(1期目の時に)首席補佐官を通さずに、大統領と会って決まった方針をひっくり返すというようなことがあった。かなり政権内が混乱しました。
選対のトップを務めて、見事に組織を運営管理したということで、ワイルズ氏に役割を期待した」














