島根県松江市のソウルフード「カツライス」をご存じでしょうか?
揚げたてのトンカツをご飯にのせ、デミグラスソースをかけた料理で、市内では多くの飲食店で味わうことができます。
90年以上続くこの松江の味をもっと知ってもらおうと活動する男性がいます。

「松江のカツライスは、昭和7年にあったんだということが、分かってきた」

松江農林高校の生徒を前に、こう語るのは松江カツライス研究会の代表、河合賢治さんです。
この日は、松江の食文化を学ぶ生徒たちにカツライスの歴史や、その魅力を教えました。

松江カツライス研究会 河合賢治 代表
「(隣県の)境港と米子に関しては、松江のカツライスが波及していったものの可能性が高いという風に考えています。」

そんな河合さんがつくった「松江カツライス研究会」。
なぜ、カツライスを広める活動をしているのか聞くと。

松江カツライス研究会 河合賢治 代表
「知っちゃったから」