「アメリカ第一主義」を掲げるトランプ氏。一方で、国際政治学に詳しい北海道文教大学の宮本融教授はアメリカが、日本の農作物に、すぐに関税をかけることはないと分析します。

北海道文教大学(国際政治学) 宮本融教授
「酪農の飼料用穀物をアメリカから大量に買っているが、そういうものはアメリカがもうかる話。われわれがアメリカに輸出しているものがあるが、水産物などはアメリカ人が得をするものなので、中国と同じように課税するということには当面ならない」

 また、気になる「円安」については、今後、アメリカ国内の金利が下がることで、是正されると予想します。

北海道文教大学(国際政治学) 宮本融教授
「トランプ氏は金利を下げるほうに動くので、日米の金利差が縮まり円安が是正される可能性はある。円高のほうが輸入飼料は安くなるので、それは北海道の農業的には、いいことが多い」

トランプ氏のこれまでの主張をまとめました。