「イタリアの貴重な酵母」でSDGsパン

そして自販機グルメといえば、学校や駅のホーム、病院などで見かけるあの自販機もSDGsなんです。

全国に約2300台ある自販機「コモ」のパンは、チョコやクリームにおぐらなど1個150円。賞味期限が60日と普通のパンの約20倍長いので「フードロスを抑えられる」のがウリで、陸上自衛隊による災害支援にも使われています。

脱酸素剤不使用なのに、なぜ長持ちするのか…。
その秘密は、イタリア北部にしか存在しない貴重な酵母「パネトーネ種」を使っていること。

パンを膨らませる酵母といえばイーストが一般的ですが、パネトーネ種は乳酸菌を含むのが特徴で、生地が酸性になり水分量も少ないので、雑菌やカビが発生しにくく長期保存ができるんです。
自販機を設置する学校の生徒にも好評です。

品川女子学院の生徒(中1):
「文化祭でフードロスについて発表して、家で出るフードロスの量が企業で出る量より多いという事がわかったんですよ。だからこういうコモパンとかがあると、家で出るゴミとかが少なくなるんじゃないかなと思う」

日向坂46・松田好花お気に入りの自販機は…

「レッスンの休憩時間とかに、めちゃめちゃ自販機で飲み物を買う」という日向坂46の松田好花さん。
いつも狙うのはスロット付きの自販機で「2023年に初めて当たった!」と嬉しそうに話したが、SDGs自販機にも興味津々。
特に福井県の恐竜自販機は「何も知らずに買ったらビックリするけど面白い。でも夜は怖そう」と気になった様子で話した。

(THE TIME,2024年11月5日放送より)