■「私たちの結婚生活には3人がいました」

結婚生活も注目されました。1981年、ダイアナ元妃と結婚。婚約を発表したあとのインタビューでお互いの第一印象についてこう語っていました。

チャールズ国王
「陽気で面白くて魅力的な16歳だと思いました。楽しくて生命力にあふれていました。君は?」

ダイアナ元妃
「素敵な方だと思いました」

その後、2人の王子をもうけましたが、結婚生活は破綻。その理由についてダイアナ元妃はBBCのインタビューで衝撃的な事実を明かしました。

(1995年のBBCインタビューで)
ダイアナ元妃コメント
「夫が他の女性を愛していることは知っていました。私たちの結婚生活には3人がいました」

■再婚相手は「最も嫌われた女性」

その相手がいまのカミラ王妃です。1997年、ダイアナ元妃が交通事故で亡くなり、チャールズ皇太子に対する世論の風当たりはさらに強くなりました。2005年、チャールズ皇太子はカミラさんと再婚。

記者
「皇太子は片膝をついてプロポーズしましたか」

カミラ氏
「もちろんです」

記者
「皇太子殿下、幸せですか」

チャールズ皇太子(当時)
「はい」

かつてイギリスメディアから、「最も嫌われた女性」とも呼ばれたカミラさん。2022年2月にはエリザベス女王が異例の声明を発表する事態に。

「将来カミラが王妃と呼ばれ公務を果たし続けることを願う」

と国民に理解を求めました。

■「生涯奉仕」を誓う 市民からは「すばらしい国王になる」


女王の死去をうけ、新たな君主になったチャールズ国王。初めての演説でこう誓いました。

チャールズ国王
「女王が約束した「生涯奉仕」を私もきょう新たにいたします」

イギリスの世論調査によると、国民の約6割(63%)がチャールズ国王について、「国王としていい仕事をすると思う」と回答したということです。


市民
「すばらしい国王になられるでしょう。彼はしっかりと考えを持っています。早い段階から気候問題を重視し警鐘を鳴らしていました」


市民 
「まだ判断するには時期尚早だと思うけれど、良い国王になると思います」