ロンドンで14日、亡くなったエリザベス女王への一般の人の弔問がはじまり、女王に最後の別れを告げようと集まった人の列は7kmにまで及びました。弔問は24時間行われ、国葬が営まれる19日朝まで続きます。

■女王に最後の別れを 弔問に7㎞の列


エリザベス女王のひつぎは、ロンドンの国会議事堂の建物にあるウェストミンスターホールに運び込まれました。ひつぎは王室の旗に包まれ、王冠と白いバラの花輪が置かれています。

礼拝を行ったのはチャールズ国王や孫のウィリアム皇太子。そして、ヘンリー王子夫妻の姿もありました。

そして、市民の弔問は現地9月14日午後5時から始まりました。

ひつぎに向かって一礼する人や、涙を流す人。それぞれの思いを胸に女王に別れを告げに来ました。

どれほど長時間待ったのでしょうか。眠ったままの子どもの姿もありました。

ウェストミンスターホールへと続くテムズ川の橋。市民による長蛇の列ができています。日本時間午後10時半時点で、約7kmとなっています。

ーー何時にきた?


女性
「(きのう)午前2時よ。ホールに入った瞬間に何か感じたわ。ひつぎを見たらこみあげてきてしまって」


子ども
「楽しみだけど、同じくらい悲しいです」