■「毎回こんなことするのは耐えられない!」チャールズ新国王が“イライラ”?


チャールズ新国王をめぐって、いまある行動が話題になっています。10日に行われた王位継承評議会。チャールズ新国王の即位が正式に認められた場で、この様子は全世界に生中継されました。

宣誓書に署名する際、テーブルの上にあったペン置きが邪魔だったのか退けるように指示する仕草も。少し苛立ったようにも見えます。

また、13日に訪れた北アイルランドで来訪者名簿に記帳した際には…

チャールズ国王
「きょうは9月12日?」

補佐官
「13日です」

チャールズ国王
「なんと、日付を間違えた。13日か」

さらに指にインクがついたのかこんなことをつぶやきました。

チャールズ国王
「もう、いやだな」

カミラ王妃
「待って。ここにもついているわ」

チャールズ国王
「毎回こんなことするのは耐えられない!」

やや神経質に見える国王ですが、バッキンガム宮殿で大勢の人たちに迎えられた際には自ら歩み寄り、握手を交わすなど親しげに交流していました。市民から頬や手にキスをされる場面も。

■皇太子時代にはサプライズ出演も


皇太子時代にはこんな一面も見せていました。スコットランドにあるBBCのスタジオを訪問した時には…

チャールズ皇太子(当時)
「さて、今週末に向け不安定な天気が続きます。今日の午後、スコットランドのほとんどの地域は寒く、雨が降り、風も強いでしょう」

サプライズで天気コーナーに出演。アドリブを交えながら原稿を読み上げました。

チャールズ皇太子(当時)
「ハイランド地方やアバディーンシャーの高台では雪が降り、バルモラル城(王室の私邸)では雪がちらつくかもしれません。この原稿はいったい誰が書いたんだ?」

また、環境問題に熱心なことでも知られ、2021年、気候変動対策を協議する国連の会議ではリーダーたちに行動を促しました。