(松岡葵アナウンサー)
「ギャンブルや、アルコール、ゲームなど様々な依存症が世の中にはあふれていて高知も例外ではなく、都会と地方の違いはないかと思いますが、田中代表、日本の対策の現状はいかがですか?」

(田中紀子代表)
「やはり日本は本当に依存症対策遅れているところで、どうしても家族が何とかするものっていうところから抜け出せてないんですね。なので、医療とか行政とか、さらには弁護士なんかに繋がっても『家族が監督します』って言わされたり、家族が『これから一生懸命その治療に繋げていきます』みたいなふうに言わされてしまうっていうことがすごく多いので」

(田中紀子代表)
「そうではなくて、やっぱり社会全体の仕組みを変えていくっていうこと、そしてやっぱり依存症者に対してすごく感情的に色々持ってる方っていらっしゃると思うんですよね。依存症者に迷惑かけられた方たちっていると思うので。とはいえ、感情論で良くならないんですよね。なので、やっぱり社会の仕組みを作るっていうところに皆さん考えていただければなというふうに思ってます」

(京面龍太郎アナウンサー)
「そのような状況でも、実際に克服されている方も多いらっしゃると思うんですけれども、依存症にならないため、あるいは、なってしまっても回復するためにはどういったことが重要なんでしょうか?」