お二人は高知さん主演の依存症をテーマにした映画「アディクトを待ちながら」が6日から高知市で期間限定上映されることから高知入りされています。

(京面龍太郎アナウンサー)
「高知さん、今回の映画、『アディクト』とは依存症者を意味する言葉ですが、今回の映画、どんな映画になりましたか?」

(高知東生さん)
「そうですね、今回この映画というものは、僕をはじめ依存症の当事者、あとはそれを取り巻く家族の方たちがみんな出演して作った作品なんですけども、この映画で一番言いたいのは、今の世の中のやっぱり依存症に対する誤解と偏見、それをなくして正しい知識で。人生、今までの映画なんかバラ色から転落していく、それで終わってしまうような映画が多い中で、今回僕らがやっぱりみんなに知ってほしいのは、どん底でしくじっても、そこからどんどんどんどん一歩一歩回復していく、笑顔にまた変わっていけるんだっていうのを非常に取り上げた作品になってます」

(京面龍太郎アナウンサー)
「東京などすでに上映されたところもあるということですが、実際に観た方からの感想で印象に残るものはありましたか?」

(高知東生さん)
「いやあまりにも多すぎて…例えばどういうことを言えばいいですかね(笑)」

(田中紀子代表)
「本当にXとかでもこの映画見て、『今までの依存症のことを誤解してた』とか『こうやって回復してくんだなっていうことが初めてわかった』とか、『こういう誤解や偏見というのを解くために、こういう映画が必要なんだな』とかっていうことをいっぱい書いてくださってる方とかがいらして、すごく嬉しいなというふうに思ってます」

(松岡葵アナウンサー)
「かなり反応もあったんですね」

(田中紀子代表)
「そうですね、はい。高知でも本当に多くの方に見ていただけるといいんですけど」