おととしの法律改正で19歳でも運転士デビューが可能に
苦境に陥るバス業界。こうした中で名古屋のJR東海バスでは、期待の新人がデビューしました。ことし8月に入社した上川航河さん19歳です。全国のバス運転士の平均年齢は53.9歳と全産業の平均よりも10歳高く、10代でデビューした上川さんはバス業界の希望の星です。

(JR東海バス 上川航河さん)
「大型二種免許はマニュアル操作も必要。シフト操作とかは覚えるのに苦労した」
大型バスの運転には「大型二種」の免許が必要です。これまでこの免許を取得するには「21歳以上」かつ「運転経験3年以上」という2つの条件を満たさなければ、受験をすることができませんでした。しかしおととしの法律改正で、「19歳以上」かつ「運転経験が1年以上」であれば、「特例講習」を受けることで取得できるようになりました。19歳の上川さんもデビューがかなったというわけです。…と言っても。

(上川さん)
「バス停や経路を覚えるのが本当に大変。左折右折が大変だし、車両の重さも考えながら運転しないといけない」
まだ3か月間の研修を終えたばかりの上川さん。この日は2度目の営業運転で、130キロ先の京都駅に向かいます。デビューは果たしたものの、営業運転中はしばらくは?指導担当が立ち会います。先輩に見守られながら、独り立ちに向けて慎重にハンドルを握ります。
(指導員)
「丁寧で焦らず安全運転で良い。乗っていて安心」
(乗客)
Q乗り心地は?
「ゆっくり。安全運転。誰にだってそういう(新人の)時はあるので、なるべく早く経験を積んでベテランになってもらった方が良い」
(上川航河さん)
「たくさんの人から注目して見られているので、1回事故しただけで、『やっぱり19歳はダメなんだ』と思われてしまう可能性もあるので、丁寧に安全運転で事故なく運転したい」














