10年前の自分に、『ありがとう』の一言をせめて伝えて
髙橋匡美さん:
「あれをやりたいと言ったの私なんです金菱先生に。淡い思いとかファンタジーじゃなくて、絶対そうしてほしい(両親に生きていてほしい)という心の叫びというか熱望というかそういう形で書いたので、そんなに時間はかからなかったです」

タイムマシンがあるならば、時間を超えて伝えたいことがたくさんある。
髙橋さんの手紙には、「あの時の1分前の私へお母さんに電話して、『ありがとう』の一言をせめて伝えて」と綴られています。
10年前の自分に向けた高橋さんの真剣な願いは「手紙」になりました。