周太君は、本番ではサルの面をつけて30分演じる

本番まで一か月。舞台稽古には張り詰めた空気が漂います。周太くんも、真剣。本番ではサルの面(おもて)をつけた状態でおよそ30分間演じ続けなければなりません。しかも、ずっと跳んだり跳ねたり。

しかし、周太くんは…

父・炭光太郎さん「どんなときが楽しいの?」
周太くん「寝るとき。サルが寝転ぶところ。」

祖父・炭哲男さん「伏したりそれにつられて大名も一緒に寝てしまう狂言ならではのおかしみのある場面です。」

父・炭光太郎さん「爆笑するわけではないけれどもこの舞台の様子を見てて温かい気持ちになるようなそういう舞台が出来たらいいなと。」

祖父・炭哲男さん「三人それぞれががんばりますのでよろしくお願いします。」
周太くん「がんばりまーす!」