県組織レベルで野党の連携

大友キャスター:
これは県内で市民団体が架け橋となって県組織レベルで野党の連携が図られたことがひとつの要因といえます。野党候補の乱立による「つぶしあい」は避けた格好になり、特に支持政党がない無党派層が比較的多いとされる仙台市内でその影響が大きくなりました。

tbcの出口調査の分析では、例えば宮城1区で立憲民主党の岡本さんは立憲・共産支持層の9割近くを固めました。また、無党派層の6割近くの支持を固め、自民への批判票が集まりました。一方で自民党の土井さんは自民支持層の7割、公明支持層は6割程度しか支持を固められませんでした。

また、前回571票差の大激戦となった宮城2区でも立憲民主党の鎌田さんに支持政党がない無党派層のおよそ6割が投票。自民・公明の両支持層からも票を集めました。

後藤キャスター:
今回の県内の投票率はどうだったんですか?