「政治とカネ」の影響が

大友記者:
争点となったのは、具体的な政策ではなく自民党の政治とカネの問題を巡る「政治への信頼回復」でした。tbcが10月20日に行った出口調査でも、投票で「最も重視した政策」について「政治とカネ」を選んだ人が全体の30.5%と最多でした。

特に宮城3区では政治資金収支報告書への不記載で戒告処分を受けた自民党の西村明宏さんが環境大臣などを務めた6期18年の実績をアピールしたものの、立憲民主党の新人、柳沢剛さんに敗れる結果となりました。

どちらの政策を支持するかという議論の前に、「自民党には投票したくない」という有権者の思いが野党に集まったといえます。

後藤キャスター:
今回は、いつも接戦になる仙台でも早々に野党候補が当選確実となりましたね。