■円安乗り切るフリマアプリ 外国人にとっては「セールになっているような感覚」

日比キャスター:
円安は大変だという話ばかりでご紹介してきましたけれど、何かチャンスはないかと探してみました。こんな方法はいかがでしょうか?


「Buyee」というサービスですが、外国人の方が購入してくれるチャンスが広がるのではないか、上がっていくのではないかということです。どういうことなのか。
日本で人気のフリマサイトやオークションサイトに出品します。すると「Buyee」というサービスが仲介をしてくれて、海外の購入者に向けて情報の翻訳などをしてくれる、海外の購入者に繋げてくれるといったサービスです。

これで商品が購入されますと、日本のフリマサイトなどに出品している日本のお客さんは、いつも通りに出品すればOK。この「Buyee」が仲介してくれて、海外の方々に届けてくれるサービスです。こちらの登録などは不要で手数料も要りません。


今年の4月から6月にかけて流通の総額は大幅にアップしていて、特に売れている商品が▼フィギュアなどのアニメ関連の商品。昔すごく日本で流行っていたといったようなものも、今特に海外での需要というのが多いみたいです。また▼高級時計や▼ウイスキーなどといったものが人気だそうです。
「Buyee」を運営するBEENOSの直井社長によりますと、「円安の影響で海外の皆さんにとっては、セールのような感覚」ということで、こちらのチャンスは上がっているようです。
円で売るので、海外の方にとってはそれよりも安く買えるということになりますね。

井上キャスター:
自分自身の感覚もそうですが、物の値段が下がるは今までいいことだと捉えていましたけど、やはり値段が上げられないっていうことは利益が上がらない。そうするとやっぱり給料も上がらない。どんどん日本の価値みたいなものが下がっているんだなっていうのは痛感します。

ホランキャスター:
円安で輸入製品などに頼っているお店は、海外では物価は上がっていますけど、日本で価格転嫁できないとなってしまうと、お店も立ちゆかなくなってしまいます。本当に大きな問題ですよね。