証言台に立った女性は、検察側からおよそ40分間に渡って質問されました。

検察官:不倫発覚後の丸山被告の反応は?
女性:「奥様が来てからは、今はそういうタイミング(離婚の話をする)ではない、おとなしくしといてとはぐらかされて、何年も経ってしまって…」

検察官:離婚してほしいと思った?
女性:「少なからずありました」

検察官:結婚したいと思ったか?
女性:「心のどこかにはあった」

検察官:なぜ別れた?
女性:「(別れ話を)切り出さないと、いつまでも関係続けてしまうと思った、家庭がある方と付き合っていくのは…」

被告と別れた経緯を話した女性。その後、丸山被告から連絡はなかったと話しましたが、2年半ほどが経った2021年の5月か6月頃(事件の3、4か月前)に被告から話しかけられたといいます。

検察官:いつ頃ですか?
女性:「令和3年(2021年)5月か6月頃です、たまたま対面する機会があって、(丸山被告から)妻と離婚することが決まった、詳しくは話すと伝えられました」

検察官:どうして言ってきたと思う?
女性:「また付き合いを戻したいのではと思いました」

検察官:何と答えた?
女性:「付き合っている人がいますと嘘をついて、話を聞くつもりはないと」

その後、丸山被告からしばらく連絡はなかったといいますが、事件直前の9月にSNSで会いたいという連絡が来たと話しました。

女性:「どうしても話を聞いてほしい、聞いてくれなければストーカーになりそうだと」

9月3日、須坂市内の寿司店で会うことになったといいます。