消費者担当大臣として、霊感商法や高額献金などの被害防止・救済に関する検討会を設置した河野大臣。「法律や規制を作って」という“宗教2世”の声に政府はどう対応するのか?旧統一教会と自民党議員の関係の“点検結果”をどう捉えたか?スタジオで聞きました。
■「確かに出席をしていた」旧統一教会との調査結果で相次ぐ“報告漏れ”
旧統一教会をめぐる自民党の点検結果について、木原官房副長官の報告漏れが明らかになりました。「記憶を呼び覚ますと確かに出席をしていた」としています。
木原誠二 官房副長官
「2016年にパネルディスカッションに出たのではないかとの指摘をいただきました。事務所には詳細な資料はありませんでしたが、同席いただいたパネラーの方の名前等々、記憶を呼び覚ますと、確かに出席していた」

木原官房副長官は、2016年に教団の関連団体が主催する会合に出席していたと明らかにしました。当初の調査では主催団体の記録がなく、「報告漏れがあった」としています。
自民党は9月8日、旧統一教会との関係について党所属国会議員からの報告内容を公表しましたが、”調査結果の不備”が相次ぎ判明しています。
梶山弘志 自民党幹事長代行
「記録や記憶がなく、党からの確認依頼の段階で十分に確認できなかったケースは起こりうる」
追加報告の分を公表するか問われた梶山幹事長代行は、「どの程度のものかを見ながら方向性を出してまいりたい」と、公表する可能性に言及しました。