生野菜への対策は「つけない」「増やさない」

南波キャスター:
生野菜への対策について、食品問題評論家の垣田達哉氏によると、「つけない」という点として、▼肉と魚はビニール袋などで小分けにすること、▼手洗いをしっかり行うこと、▼まな板・包丁・調理用手袋は使いまわしをせず、使い分けることも重要になるそうです。
「増やさない」という点では、▼買ってきたらすぐに冷蔵庫に入れること。常温で置いておくと、すぐに菌が増えるということです。▼残り物の野菜をもう一度洗うこと。全体を洗っていたとしても、冷蔵庫に入れて保存し、再度使うときには、もう一回しっかりと洗うということで、増えてきた菌を少しでも減らしていくという対策が重要になるということです。
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
そもそも、1680年ごろにレーウェンフックが菌を見つけるまでは存在を知らないから、それ以降の歴史になりますよね。
日本人は知ってか知らずしてか、竹の皮でおにぎりを包むなど、そういう知恵みたいなものはいろいろあったみたいですね。
日比キャスター:
その知恵をアップデートして、この秋の時期だからこそ油断をせず、気をつけていきたいです。
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<プロフィール>
今村翔吾さん
「塞王の楯」で第166回直木賞受賞
歴史・時代小説家
30歳までダンス講師