自ら着用の意味を理解してほしい 校則化は見送りに

議論の結果、自ら着用の意味を理解してほしいという思いから、今回は校則化を見送ることに。

今後、生徒会を中心にヘルメット着用の重要性を呼びかける方針となりました。

その一環として、さっそく4校の生徒会が行ったのは動画の制作。
日南市役所と協力してヘルメットの着用を呼びかける動画を撮影しました。

(動画撮影中の日南学園の生徒)
「だから、ヘルメットをかぶって、頭のけがを防ごうね」

また、この動画を作るにあたり、ヘルメットのメーカーも生徒たちの思いを受け、商品を貸し出しました。

(オージーケーカブト 小川裕輔さん)
「(高校生の)自主的な取り組みに感銘を受けたのと、まだまだ全国的に自転車のヘルメットの着用率というのは、5人に1人程度かぶっているくらいなので、そういったところで着用率が上がるように、そういった取り組みをされているというのに協力させてもらった」