日本一大きくて「賞味期限5分」のモンブラン

地球の歩き方が選ぶ「ヒット大賞2024~茨城編」。続いては【グルメ】です。

『地球の歩き方』金子さん:
「生産量日本一の農産物が茨城はすごく多くて栗もその1つ。中でも“笠間の栗”はブランド化していて、“日本一大きいと言われているモンブラン”を食べられるカフェがある」

それは、笠間市にある『U-A Cafeモンブラン』。

一番人気の「プレミアムモンブラン」(コーヒー付1800円)は、週末には600個が午前中に売り切れるといいます。

客の目の前でかけられる“笠間栗のシャワー”。通常のモンブランの約2倍の栗を使ったペーストは、風味を増すためわずか1ミリという極細。滑らかで栗の甘さや香りを感じるペーストが山のようにかけられています。

『U-A Cafeモンブラン』塙 和也さん:
「どうしても1ミリで絞っているので乾燥するのが早い。パサパサになってしまうので賞味期限5分でうたっています」

カフェの目の前に広がるのは、“日本のグランドキャニオン”石切山脈。

自然に囲まれた日本最大級の採石場で、ここで採れる稲田石は“白い貴婦人”と呼ばれ、美しさと耐久性を兼ね備え、日本橋や最高裁判所などに使われています。

ちなみに、モンブランが盛られている石皿も稲田石。大パノラマの絶景と一緒に写真に収めたら、1日4回開かれる「採掘現場の見学ツアー」もおススメです。