魅力度最下位の常連から2024年は45位にランクアップした茨城県。10月には『地球の歩き方~茨城~』も発売され、編集部も「海・山・絶景・グルメ・歴史・サイエンスと、茨城県は本当に何でも揃っている」と絶賛。中でも特におススメの新スポットとは?
「人魚姫の世界」に浸れるビーチグランピング
『地球の歩き方』編集部の金子久美さんによると、魅力度アップの“逆襲”を果たした茨城県には、2024年大ヒットした【体験】【グルメ】【日本一の穴場】の3つのスポットがあるとのこと。

そこで!地球の歩き方が選ぶ「ヒット大賞2024~茨城編」、まずは【体験】から。
日本の消費傾向が、商品を買う「モノ消費」から、体験や思い出を重視する「コト消費」に変化する中、茨城は“体験モノの宝庫”だといいます。
9月にオープンしたチームラボの「幽谷隠田跡」では、幻想的な光に包まれる森のミュージアムが体験でき、世界でも数少ない100メートル級の「竜神大吊橋バンジージャンプ」は言わずと知れた人気スポット。
その中でも編集部イチオシの新名所が、『Sugar Beach Oarai』(茨城・大洗町/2024年4月オープン)。

太平洋を望むビーチに泊まるグランピング施設で、1泊2食付きで1万7000円~ですが、値段以上の“贅沢体験”ができるといいます。
『地球の歩き方』金子さん:
「大洗サンビーチまで0秒と言われていて、ドーム型のテントで人魚の形のあしらいがあったり、絶対にテンションが上がる可愛くて贅沢なグランピング施設」

そう、この施設のメインテーマは「マーメイド」。ドーム型のテントは色使いから小物、インテリアまで、まるで人魚の世界にいるような空間。
約17畳分の広さで、全室オーシャンビュー。冷暖房も完備です。

『Sugar Beach Oarai』熊崎紗弥佳さん:
「本当にホテルと同じくらいの仕様になっているので、キャンプというよりホテルと思っていただければと」
テントの横には専用のBBQハウスがあり、寒い時期でも安心の海沿いバーキューには、茨城が誇る旬の食材がてんこ盛り!
朝食は「東京ラスクのフランスパン」を使用したフレンチトーストが自慢です。
さらに!
THE TIME,マーケティング部 西堀 文部員:
「うわ、露天風呂じゃないですか!最高すぎません?海見ながら温かいお湯につかって」

ジャグジー付きのプライベートバスがあるテントもあり、風呂上りにフロントに行けば「アルコール・ソフトドリンク飲み放題」。ポップコーンやラスクなども食べ放題です。
彼氏の誕生日記念で来たという茨城県民のカップル。

夜にビーチで花火を楽しんだ後は、キャンプファイヤーでマシュマロを焼き、ドームテントの屋根に映し出されるプラネタリウムを満喫。
「やばい」と感動していた彼女の口から出たのは“茨城愛”でした。
宿泊客の女性:
「みんなには茨城って何もないところって思われるけど、私は茨城に住んでいてよかったなって。大洗のグランピング良いなって、また来たいなってすごい思いました」