ワクチンの対象は基本的に『50歳以上』

 次に、ワクチンの現状についてです。ワクチンは「乾燥弱毒生水痘ワクチン」と「シングリックス」の2つがあります。乾燥弱毒生水痘ワクチンは生ワクチンで、ウイルスを弱毒化したものを体内に入れるというもの。対象は50歳以上で、接種回数は1回。費用は約8000円です。発症予防効果は約50%~70%(海外でのデータ)、持続期間は5年間(海外のデータ)です。

 一方でシングリックスは不活化ワクチンのため、ウイルスとしては活動していない成分を体内に入れます。50歳以上または、免疫が一般の人よりも低いなど高リスクの18歳以上が対象です。接種回数は2回で、費用は2回で約4万円かかります。50歳以上では97.2%の発症予防効果があるとされていて、持続期間は10年以上です。

 基本的に若い世代は、日本でこうしたワクチンを受けることができないのが現状です。
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 自治体によってはワクチン接種の助成制度もあります。ただ、助成制度がある自治体ならどこの病院でも助成が受けられる、というわけではありません。気になる人は自治体のホームページを確認するか、市役所に問い合わせてみてください。