宮城県南三陸町の震災復興祈念公園で地元の高校生を対象とした防災ワークショップが開かれ生徒たちが、2011年の東日本大震災の被害について学びました。
地元のまちづくり協議会が企画したワークショップには、南三陸高校の1年生46人が参加しました。
生徒たちは、震災遺構となった防災対策庁舎を見学し震災前の写真を見比べながら津波被害の脅威について学びました。
茨城県から入学した生徒
「津波の影響の大きさはきょう知ることができた自分が先導して避難場所に誘導してあげるとかできたら」
志津川地区まちづくり協議会 及川渉会長
「庁舎がどういう位置付けになるか今後必要か必要じゃないかというところも踏まえて、より良い町づくり防災という部分で考えてほしい」
南三陸高校では2023年度から生徒の全国募集が始まりました。
まちづくり協議会は今後も全国から集まった生徒たちが防災について学べる機会をつくっていくということです。
