季節の変わり目で朝夕の寒暖差が激しくなってきました。青森県鶴田町の津軽富士見湖には北からの渡り鳥・ハクチョウたちが舞い降り冬の訪れを告げています。

数百羽のハクチョウが羽を休めているのは、鶴田町の廻堰大溜池、別名「津軽富士見湖」です。

県の鳥獣保護区に指定されている渡り鳥の休憩地で、春と秋の「渡りの季節」には多くの渡り鳥が羽を休めます。

ハクチョウはこの時期、約4000キロ離れたロシア北東部から飛来し、日本各地で越冬します。
21日は、編隊を組んだハクチョウの群れが湖の上空に姿を見せ次々と中州に舞い降り、長旅の疲れを癒していました。渡ってきた鳥の中には、絶滅危惧種として環境省のレッドリストに掲載され、一時は日本へ飛来する個体が絶滅したとされた「ハクガン」の姿も見られました。


津軽富士見湖ではこれから冬の訪れを告げる渡り鳥の飛来が本格化します。














