◆テーマは「NEW HEIGHTS.新たな高みと、その先へ。」

今回の「秋田文化祭」、テーマは「NEW HEIGHTS.新たな高みと、その先へ。」

挑戦を経て、自信を手にし、「新たな高み」に向かって歩を進めてきた秋田の若者たちのエネルギーを中心に、映画を通じて地域の人々やクリエイターが集い、「新たな繋がり」を育む場を目指すといいます。

11月16日のイベントでは秋田市で撮影された「1/96」(小栗旬監督)、「男と鳥」(浅野忠信監督)など全5作品が、12月13日の全国劇場公開に先駆けて先行上映されるほか、山田孝之プロデューサー、小栗旬監督、浅野忠信監督が一堂に会しトークショーなども行われる予定です。

映画づくりを通して、映画関係者と地域の「関係人口」を増やし、新たなクリエイターを発掘・育成する「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」。すでにシーズン7(ロケ地:愛知県東海市)の監督を、タレントの加藤浩次さん、俳優・小説家の加藤シゲアキさんが務めることが決定していて、今後も目が離せません。




◆ミラーライアーフィルムズ・シーズン6(概要)

12月13日(金)より全国の劇場で「2週間限定」公開予定

「1/96」小栗旬監督 出演:藤森慎吾(ロケ地 秋田市)
「男と鳥」浅野忠信監督 出演:田中一平 阿部進之介ほか(ロケ地 秋田市)「サン・アンド・ムーン」岡本多緒監督
「FAAAWWW!!!」鬼木幸治監督
「カフネの祈り」増田彩来監督 の全5作品

『1/96』
俳優として第一線で活躍し続ける小栗旬が映画『シュアリー・サムデイ』(2010)以来約13年ぶりにメガホンを取ったのは、お笑い芸人としてのみならず俳優としても活躍する藤森慎吾を主演に迎えた『1/96』(読み方:キュウジュウロクブンノイチ)。日常へのストレスを抱えたサラリーマンで2児の父・成田が現実逃避をする一夜をモノローグ形式で描く。

『サン・アンド・ムーン』
「TAO」名義で世界のスーパーモデルとして活躍し、2013年に『ウルヴァリン:SAMURAI』でハリウッドデビューを果たし話題を呼んだ岡本多緒が企画、監督、脚本、出演に初挑戦した作品『サン・アンド・ムーン』。葬儀帰りのレストランで異母兄弟が繰り広げる会話劇が観客にじわじわと余韻を残す。

『FAAAWWW!!!』
ロサンゼルスで映画制作を学び、ショートフィルムを中心に制作している鬼木幸治監督作は、誰もいない河原に静かに佇む二人のチンピラと、二人の目の前に立つ、ゴルフクラブを握りしめた異様な男の物語『FAAAWWW!!!』(読み方:ファー)。コミカルなムードとホラーテイストが同居し、さらに寓話的でもある奇想天外な展開が待ち受ける。

『男と鳥』
1990年代から様々な映画、ドラマに出演し、「マイティ・ソー」シリーズでハリウッド進出して以降、ますますボーダレスな活躍が目覚ましい俳優・浅野忠信が『R246 STORY ~224466~』(2008)以来15年ぶりにメガホンを取った『男と鳥』。撮影前に「ファンタジーの時代が来た事を確信しております!」と語った通り、ゾンビ侍に飛べない鳥、神などが登場する摩訶不思議な本作に、田中一平、阿部進之介、大原海輝、板橋駿谷らが出演した。

『カフネの祈り』
2001年生まれの写真家・映像作家・増田彩来監督が手掛けるのは、彼女の実体験に基づいた、ノンフィクションとフィクションの狭間にある、「嘘のない感情」を表現した『カフネの祈り』。伊礼姫奈が主人公を演じ、祖父井浦新との記憶に思いを馳せる。田島令子、板谷由夏、山中崇らも参加し、増田監督自身が「21歳までの自分を全部注ぎこめた」と語る渾身の一作となっている。

11月16日(土)の先行上映祭では、
秋田市地域特別制作作品『ボクと鹿』も特別上映予定


◆上映会場「AL☆VE(あるべ)シアター」(秋田県秋田市)
「あるべ」は彦星(アルタイル)と織姫(ヴェガ)からなる造語で、秋田の新星としてイメージ。また、交流拠点として大勢の人でにぎわってほしい「そこに行けば何かが『あるべ』」と期待できる場であってほしいという願いが「秋田弁」で込められている。


【担当:芸能情報ステーション】