衆議院選挙まであと1週間となりました。未来を担う若者は政治に何を求めるのか?ある高校の「政治部」を取材しました。
今月、行われたネット党首討論会。そこで、司会者が明かしたのは…
LINEヤフー 川邊健太郎会長
「実は私はN高・S高という高校の『政治部』という部活の顧問をしているのですけれども、そこの生徒からも今回、いろんな質問を募集しております」
討論会には、主催したIT関連企業が設立に関わった高校の「政治部」の生徒が参加。この「政治部」では先週、元国会議員を招いた授業が開かれました。テーマは「野党の役割」。
参加した生徒
「政権交代に必要な本質的な要素は何だとお考えですか」
「選挙に行かない理由として、『投票したい政党や候補者がいない』『自分の一票で政治や社会は変わらない』といった政治不信に繋がる回答が多くあげられています。私はこれらの回答が多い一因として、野党が政権を取ることを強調するあまり政権奪取後に何を成し遂げたいのかが不明瞭になっていることにあると感じています」
元参院議員 大門実紀史氏
「政権交代したらどういう国にするのか、どういう政治にするのかということを政権交代を目指す野党、野党共闘が明確に示すことが一番大事」
衆院選では、「政治とカネ」の問題や「物価高対策」などが大きな争点となっていますが、生徒たちに議論してほしいことを聞いてみると…
参加した生徒
「教育の分野が個人的には一番議論していってほしいかなというふうに思っていて」
「SNSのリテラシーについては、もう少し教育面において強化していくべきなのかなって」
「被選挙権の引き下げもすごく大事かなというふうに思っていて、そこを20歳にしてみたりとか、より若い人が挑戦しやすくなったりとか」
高校生らZ世代を対象としたある調査では、「投票先をどう決めたらよいかよくわからない」と答えた人がおよそ6割に上るなど、政治との距離が若者の投票率の低さに繋がっています。
授業では、積極的な姿が見られた生徒たちも政治について考えたり、話したりすることへの戸惑いを抱えていました。
参加した生徒
「学校とかで政治の話をすると『そういう話はやめようね』とか、意見とかすると保護者からも『そういうのはよくないよ』とか、『あんまりそういうこと考えない方がいいよ』とか言われてて」
こうした状況に顧問を務める川邊氏は“若者と政治の距離を縮める責任が社会にある”と指摘します。
LINEヤフー 川邊健太郎会長
「(若者に)なるべく、生のその政治家を見てもらったり、閉塞的状況を打破するために(将来)自分が立候補するっていうことも含めて、主体的に関わってほしいなと思っていますね」
各党、各候補者は若者の政治参画を促すような日本の未来像を訴えられるのか。衆院選まで残り1週間です。
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