2024年夏に行われた女子野球のワールドカップに日本代表として出場した八幡平市出身の久保夏葵選手が18日、岩手県庁で達増拓也知事に優勝を報告しました。

金メダルを首にかけて県庁を訪れたのは、2024年夏のワールドカップで初めて侍ジャパン女子代表に選出された、投手の久保夏葵選手です。
八幡平市大更出身の久保選手は小学校から野球を始め、女子硬式野球部のある高知県の高校に進学しました。

女子プロ野球や社会人野球での活躍を経て、2021年からは入学した埼玉県の平成国際大学で野球と勉強に励んでいます。
久保選手が出場したWBSC女子野球ワールドカップは2024年7月から8月にかけてカナダで開催され、日本が優勝して7連覇を達成しました。

久保選手は3試合に登板し、このうち準決勝のメキシコ戦では先発して4回を1安打無失点に抑え、決勝進出に貢献しました。

(女子硬式野球 日本代表 久保夏葵選手)
「すごく緊張感があったけど先輩方やチームメイトに支えられて楽しんでプレーすることができました。自分も選手を見てすごいなとかかっこいいなと憧れたので
そういう選手に私自身もなれるように頑張っていきたい」

大学4年生の久保選手は今後、企業チームへの所属を視野に野球を続ける道を目指すということです。