「ふわふわホロホロ」おにぎりの店 数ある料理から選んだワケ

実土里さん
「今日は青森駅前に来ています。新しいですね。そして、きょう行くお店も“シン店舗”ということで、新しいもの尽くしでワクワクだ~!それでは早速、行ってみましょう!」
今回の『シン・アオモリ』は、リニューアルした駅ビル前からスタート!この近くにシン店舗があるそうですよ。

実土里さん
「ん~どこだ!?おにぎり発見!かわいい~」
青森駅から徒歩6分。やってきたのは『時さえ知らず』というシン店舗です。2024年7月にオープンしたおにぎりが食べられる店です。店の入口にある看板を見ると、かわいらしいおにぎりが顔をのぞかせていました。

高い天井にはシャンデリアが飾られ、美しさとゴージャス感が漂います。店の特徴を紹介してくれるのは、店主の中嶋航輝さんです。

実土里さん
「おにぎり屋さんって聞いてきたんですけど、なんか美術館みたいな素敵な空間ですね。シャンデリアがあるおにぎり屋さんって今まで行ったことがないですね。お店の名前もすごく不思議ですよね」

店主 中嶋航輝さん
「ありがとうございます。『時さえ知らず』というのは、(福島県の)会津若松に『時さえ忘れて』っていう、僕の尊敬する人のお店がありまして、その人のお店の名前をちょうだいしました」

では、なぜ「おにぎりのお店」にしようと考えたのでしょう?
店主 中嶋航輝さん
「僕、いずれ小学生のバレーボールチームの監督になるかもしれないんです。元々バレーボールをやっていて、飲食店側ができるアプローチで“補食”をしたいなって考えました。“捕食”でおにぎりを提供するっていうのが一番いい答えかなって思った」
実土里さん
「子どもたちのためにっていう思いもあるんですね。出てくる言葉とか思いが全部素敵ですね。“食のヒーロー”っていう感じですね」
店主 中嶋航輝さん
「そういう文化を作れたらいいなとは思いますね」

そんな“食のヒーロー”のおすすめが『おにぎり2コセット』(900円)です。梅や鮭など6種類から具材を選ぶおにぎりと、豚汁や卵焼きがセットになり、栄養バランスも考えられたメニューです。

実土里さん
「(おにぎりが)すっごく大きい!まずは『筋子』をいただきます。かめばかむほど、お米の甘みがすごい!お米がすごくふわふわホロホロ。筋子もちゃんとプチプチ食感と甘みを感じつつもお米を引き立ててくれる。このおにぎりに使っているお米って何の米ですか?」

店主 中嶋航輝さん
「今は(青森県産米の)『まっしぐら』ですね。時期によって変わっていくっていう感じで、青森県産のお米はずっと使い続けようと思っています。青森県はお米がおいしいですよね」

実土里さん
「『まっしぐら』なんだ~うれしい。新曲のタイトルが『まっしぐら』っていう曲なんですよ」
そう!10月10日に発売された『ライスボール』の6枚目のシングルのタイトルが『まっしぐら』。同じく県産米の銘柄である『青天の霹靂』と2曲が収録された両A面シングルです。

実土里さん、2コセットのおにぎりのもう1つの具材には『おかか』をチョイス。自家製のおかかは、少し甘い味付けが特徴。1個につきお米を160グラムも使う大きなおにぎりで大満足!

ここで、あっという間に時間が過ぎてランチタイムが終了したところで、中嶋さんが看板を持って外に出ていってしまいました。それでは、ここでクエスチョン。『時さえ知らず』は、ランチタイムが終わると、別の業態のお店になるんです。それは一体何でしょうか?

業態の異なるお店の営業は、深夜1時まで。実土里さんがお得意の絵にすると、鮮やかな色使いで、フリップいっぱいに描かれた不思議空間。

一体、どんなお店なのでしょう?