名前は結愛(ゆあ)ちゃん たくさんの人から愛されますように
出産から20日経った9月27日、赤ちゃんの退院の日を迎えました。
(北村莉奈さん)「ほぼきっちり3時間でおなかすいたって起きてくるので、ミルクも日に日にちょっとずつ飲む量も増えて、きのうも夜中いつも飲んでる量じゃ足りなかったみたいで、追加を飲んでました」
脊髄髄膜瘤の影響で右脚の筋力が弱いということですが、今のところほかに目立った症状はなく、今後は定期的にリハビリなども行いながら経過観察する予定です。名前は夫婦で相談し多くの人に愛される子になってほしいと「結愛(ゆあ)」と名付けました。
(北村莉奈さん)「病気のことに関してもそれ以外に関しても頑張らなといけないことが多い子なので、その努力が結ばれますようにっていう意味と、たくさんの人から愛される子になりますようにっていう意味を込めて「結愛」になりました。」
「全く不安がなかったわけじゃないですけど、でも今手術を受けてこうやって自分の子を自分の腕で抱くことができて、手術を受けるかどうするかって時に諦めるっていう選択もあったとは思うんですけど、私は諦めなくて、手術を受けるっていう選択をして本当に良かったなと思っています」
患者家族に希望をもたらす「胎児手術」。執刀した遠藤医師らのグループは先進医療として国に申請していて2027年以降の保険適用を目指すとしています。
(遠藤誠之医師)「今回胎児手術っていう選択肢が新たに加わったっていうことで、親がどれを選ぶのかっていうために必要な情報っていうのを本当に偏りなく、提供するということっていうのは非常に大切だと思います」















