疲れが原因の「ツン」とくる悪臭

秋に要注意な皮膚ガス、2つ目は夏の疲れがドバっと出る【秋バテ】による悪臭
実は街でも、ストレスで出るニオイの悩みが多く聞かれました。

50代女性:
「やっぱり脇。酸っぱい系のニオイとか」

20代女性:
「イカのお菓子みたいな『ツン』がある」

このニオイの原因は、アンモニアのガス
肉や魚などタンパク質を食べると出てくるので、偏った食事がニオイの原因になることもありますが、もう1つの原因が…。

東海大学 関根教授:
メンタルストレス。これも影響するので、リラックスすることが大事です」

そう、アンモニアは「疲労臭」という、疲れた時に出やすい皮膚ガス。夏の疲れが出る秋は特に注意が必要ですが、自分でチェックすることもできるんです。

腕時計型の検査キット「ストレスファインダー」(10個入り1万6500円 ※装着用バンドは別売)は、15分間装着すると手首から放出される疲労臭=アンモニアにタブレットが反応し、色が変わるというもの。ストレス度が高いほど、中心に濃い色の円が現れます。

関根教授の実験では、気配りが必要なMCやアナウンサーなどは、濃い色が出やすいとのことで、レポーターの原部員もやってみました。すると…

原部員:
「えっ?ちょっとうっすら真ん中に小さい円がありますけど…」

色の反応がほぼなく、ストレスがあまりないという判定に!
「どうしてだろう?」と関根教授は頭をひねりつつも、「ちょっと緊張感が足りてないんじゃないですかね(笑)」と分析。原部員の“何事にも動じない”性格が、皮膚ガスでも証明されました。