社会課題をより高度な知識を持って解決する人材育成を目指します。山口大学は2025年度、新たな学士課程と修士課程を設置すると発表しました。

新たに設置されるのは学士課程に「ひと・まち未来共創学環」修士課程が「人間社会科学研究科」です。

「ひと・まち未来共創学環」は心理学、社会科学、データサイエンスの3分野を学びます。

学環とはこれまでの学部とは違い、専任の教員を持たず、さまざまな分野を横断して学べる課程で全国の国公立大学では5番目、中四国では初めての設置です。

多様な知識を学び解決能力などにたけた人材育成が目的です。

山口大学 谷澤幸生学長
「デジタルの視点を持ってですね、課題を解決できる、「ひとを理解してひとを幸せにするというふうな、そういった素養をですね、加えて持ち合わせたような人材を育成していきたい」

「人間社会科学研究科」はこれまで3つあった研究科を1つにし4つの専攻で学ぶ形に再編統合します。

来年度の募集人員は学環が40人で、研究科が41人ということです。